2021.02.23
ネジの種類
ネジは、DIYに打ち込む個人様や、製品開発に注力する法人様にとって欠かせない部品のひとつです。材料調達のためネジ販売店を利用することがあると思いますが、その際は、ネジの種類について予め把握しておくと調達がスムーズです。
以下にて、ネジの種類について大まかにご紹介いたします。
以下にて、ネジの種類について大まかにご紹介いたします。
ナベ小ネジ
数あるネジの中でも最もポピュラーといえるのが「ナベ小ネジ」です。ナベ小ネジと呼ばれる所以は、頭部がナベをひっくり返したような形状になっているためです。丸みを帯びた頭部により厚みがあり、皿小ネジなどに比べてドライバーとかみ合いやすいのが特徴です。DIYでもおなじみのネジといえるでしょう。
皿小ネジ
皿小ネジも、ナベ小ネジと同じくポピュラーな部類に該当するネジです。皿小ネジは、ネジの頭が平らになっているため部材から頭が出ることがありません。このような特性から、主に頭部を出っ張らせたくない製品を開発する際に使用されます。
丸皿小ネジ
丸皿小ネジは、皿小ネジの頭部上面に丸みをつけた形をしています。皿小ネジと比べると平らでない分、十字穴等のくぼみ部分での引っかかりが軽減できる点と、ドライバーも深く入るので、よりしっかり締めることができます。
トラス小ネジ
トラス小ネジは、球の上の部分を切り取ったような形をしています。ほかの頭形に比べ頭部の外径が大きく、つるっとしたきれいな見た目のため、丸皿小ネジと同じく装飾としても使用されます。
バインド小ネジ
バインド小ネジは、頭部が台形になっており、上面は丸みを帯びたフォルムになっています。ナベ小ネジに比べて若干小さめですが、頭部の直径が大きいのが特徴です。主な用途としてはナベ小ネジと同様といえますが、頭部の直径が大きいため状況に応じて使い分けられることもあります。
木ネジ
木ネジは、主に木材の締結に使用されるネジであるため、このような名称で呼ばれています。
金属の締結には向いていないという特徴がありますが、釘に比べてしっかりと木材を固定することができるため、家具の製造においては欠かせないネジといえます。
金属の締結には向いていないという特徴がありますが、釘に比べてしっかりと木材を固定することができるため、家具の製造においては欠かせないネジといえます。