2021.04.18

装飾用表面処理とは〈ブラック色〉

《ブラック色》
AV機器等には黒色が多く使われているようです。また、相手材に対しネジの色の方が濃いとネジが目立たないので、ネジを目立たなくするために茶色の相手材に対し黒いネジというパターンもあるようです。

「黒色クロメート」

下地に電気亜鉛メッキを貼り、硝酸銀などを含んだ溶液でクロメート処理をすると黒色になります。銀が黒色を作っています。比較的安価に黒色のメッキができるため広く利用されています。耐食性は有色クロメートや光沢クロメートより劣ります。「酢酸系」と「燐酸系」があり、「酢酸系」は仕上がりは綺麗ですが耐食性が悪く、「燐酸系」は耐食性は良いが色が悪い。弊社の物は酢酸と燐酸を混ぜ、中間をねらっています。弊社では「BC」と表しています。

「黒ニッケル」

下地用ニッケルメッキを貼り、その上にニッケルメッキを貼り、さらにその上に黒色の亜鉛-ニッケルの合金メッキを貼ります。このままでは変色しやすいので、さらにニスで変色を防ぎます。耐食性はニッケルメッキとほとんど同等です。輝きのある黒色に仕上ります。

「黒クローム」

下地用ニッケルメッキを貼り、その上にニッケルメッキを貼り、さらにその上に黒色のクロムメッキを貼ります。 タコ掛けと呼ばれる1本づつ吊す方法でメッキをしています。そのためコスト高ですが重厚な漆黒の色合いに仕上ります。耐食性もクロームメッキと同様優れています。

「パーカー」

前述のパーカーも色合わせの為に用いられることがあるようです。

「SSブラック(KBB・BL・BK他」

ステンレスを特殊な薬品で黒く着色処理することでステンレスに対する「黒染め」ということです。